リリース管理

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今回はリリースの管理について書きたいと思います。リリース管理とはリリースに向けて計画を立て、実施し、実際のリリース時に起きた事象の振返りを行い、次回リリースに向けて改善していくこととなります。

計画

計画は試験、体制、実施スケジュールを計画し、リリース判定内容を決定します。

試験計画を立てるためにまずはリリース物の確認を行いそれらの単体テストが完了しているかの確認、検証環境での試験やリリース後の動作確認の試験内容の確認を行います。体制計画を立てるためにはリリース日時の確認確定、リリース環境やリリース物に対して明るい担当者の選定、検証環境での試験やリリース後の動作確認を行える担当者の選定を行います。また、実施スケジュールを立てるためにはリリース可能時間を確認し、リリースで許される時間の範囲内で全ての作業が完了するためのリリース実施手順(切り戻し手順含む)の決定(誰が、何をいつやるか)を行います。リリース判定については計画段階では全て正常に完了すればリリースOK、何かリリースできない事象が起こったらリリースNG=切り戻しといったレベルでメンバーと認識を合わせる程度でもいいと思います。(事前にリリースNG事項を決められれば決めておきます)

実施

実施は実際にリリースを行い、リリース判定を行います。

リリースの実施は体制計画で立てた担当者が、実施スケジュールで立てた手順どおりにリリースし、試験計画で立てた試験を実施スケジュールで立てた手順どおりに実施することになります。ここで重要となるのはリリース時に何か起きたときのことを考え、リリース環境やリリース物に対して明るい担当者を選定しておくこととなります。決められたリリース時間内に決められた物を確実にリリースできるようにするために必要だからです。また、リリース後の動作確認後にリリース判定を行うこととなりますが、動作確認中に単体試験や検証環境での試験で発見できなかったバグや画面の遷移に時間が掛かるなど不測の事態に陥ることがよくあります。その時々で起きた事象に対して論理的にユーザ影響などを考慮しリリース判定をすることになりますが、致し方なく判定NGとなった場合は即座に切り戻しを行い、もう一度最初からアプリケーションが元に戻っていることを動作確認します。

振返り

リリースの翌日などにリリース時に起きた事象の確認を行います。

何事も無くリリースが完了した場合でも振返りを行い些細なことでも次回のリリース時に反映させます。リリース時に不測の事態に見舞われた場合は、なぜそうなったのかを詳しく振返りを行います。また、一旦応急処置などでリリースを断行した場合はその恒久対応策の検討を行います。リソース不備(DBテーブル(DDL、DML)の欠落)、ヒューマンエラー(手順ミス、コマンド入力ミス)、ネットワーク系の不備(事前の穴あけや回線遅延)、事前検証不足(試験不足や知識不足)などなど原因は様々ですが、リリース実施中に起こる不具合を次回に生かすことは本当に重要となります。

改善

振返りを行った内容を次回のリリースに反映します。

振返りを行った内容を次回のリリースに生かすため、必要であれば計画の段階から見直しを行い常にリリースが安定して時間内に何事も無く無事完了できるように反映改善します。

 

システムのリリースは常に何か起こるものです。事前の把握とその場の判断がすぐにできるように準備することが重要となりますのでよりよいリリース管理ができるよう日々改善していきましょう。

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