チャットボット(AI技術)

チャットボット。最近様々な分野で活躍している”AI”が元になっています。
ニュース等では将棋や囲碁での対戦でAIがプロに勝利していますが一見チャットボットとは関係がなさそうですが実は大元が同じ技術なのです。
盤上の対戦ではコンピュータに大量の対局データやパターンを登録する事で様々な状況から最善の手を選択するのが対戦AIの機能になります。一方のチャットボットは大量の会話のパターンを登録する事で人間との対話を成立させることが出来ます。手にできるもので上げますとマイクロソフトが開発したLINEで女子高生と会話できる”りんな”が実際に対話できる中でもお手軽で分かりやすいかと思います。ソフトバンクの”pepper”も技術自体は違いますがAIという観点からは同じであるといえると思います。まだ機械から抜け出せない感じが見ていて微笑ましいです。
実際に何ができるのか…と言うところですが会話だけでなく登録できるデータさえあれば様々なことに応用が可能で、対話を利用した学習教材や分析なども得意なので顧客の利用情報などからセールスに活用したり、MRI画像データを利用した医療の現場で病気の発見など、天気予報も最近ではAIが使われ始めているようです。人間の職がロボットに奪われるという話が現実味を帯び出来ているのではないでしょうか。