Google力
どうも。OYです。
あと1ヵ月で開発経験が1年となります。これまでは何をやってもスキルアップだったのですが、この1年の間に上流工程を除くシステム開発のプロセスを一通り体験してしまったので、これからはよく考えて立ち回らないとスキルを磨く機会がなかなか得られないのではということで色々考えてるところです。
まあそれはさておき、表題の話へ。
Google力ってなんやねんって思った人多いと思うんですけど、まあまんまです。検索スキルのことです。
検索にスキルもくそもあるかいって思うかもしれませんが、大ありです。インターネットをうまく使えるかどうかが生命線とすら言えるレベルで差が出ます。
ぼく自身自分のGoogle力がどんなものなのかはっきりわかってるわけじゃないのですが、それでも仕事で困らないレベルでは扱えてはいます。
今回は、このGoogle力の中で特に重要だと考えられるコツ(?)を例を交えて書こうかなと。まあ正直、そんな大した話じゃないのですが。
・やりたいことを段階分け、抽象化する
「JavaでMySQL繋いでなんとかテーブルのなんとかというデータを取り出したい。」という目的があった場合、さすがに「Java MySQL なんとかテーブル なんとかのデータ 取り出し」で検索かけたりしませんよね?固有名詞は言うまでもないですが、複数の異なる要素を同時に扱うようなサイトはごく限られており、それがヒットする可能性はあまり期待できません。
先の目的を段階分け、抽象化すると1.「JavaでMySQLを使いたい」、2.「MySQLで特定データを絞り込みたい」となり、さらに要点を絞ると1.「Java MySQL」、2.「MySQL 絞り込み」という検索ワードがそれぞれ得られます。これらを順番に調べれば、目的が達成できるはずです。
・検索ワードはできるだけピンポイントなのを使う
例えば、Java+SpringBootを使ってMySQLのデータを扱いたい場合に「java データベース」か「SpringBoot データベース」「SpringBoot MySQL」のどれで検索をかけるべきでしょうか。
答えは3つめの「SpringBoot MySQL」です。
SpringBootプロジェクトではJPAやMyBatisなどの便利なI/Oマッパーを提供していますが、「Java データベース」で検索をかけてしまうと大体JDBCドライバの話しかひっかからず、目的に沿った情報とは言いがたい結果しか得られません。また、データベースはかなり広い言葉で、この中にはRDBの一種であるMySQL以外にもPostgreSQLなどが含まれます。
検索ワードはできるだけピンポイントなものを選択し、検索結果の曖昧性は可能な限りつぶすべきです。
上記2点を最低限意識するだけでも、Googleという強力なツールを自分の知識として活用することができるようになるでしょう。
では