SYSTEM DEVELOPMENT

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IPマスカレード

IPマスカレード(NAPT)とは、ポートを利用することで1つのグローバルIPアドレスに対して複数のプライベートIPアドレスを紐付ける事が出来る技術です。この技術を利用することでプライベートセグメントに存在するPC群を1つのグローバルIPアドレスしか無くてもインターネットの世界に全台(もちろんIPの数にも制限がありますが・・・)接続する事が出来るようになります。RFC 2663で定義されているようです。
ちなみにNATとIPマスカレード(NAPT)の違いはというと、NATはグローバルIPアドレスとプライベートセグメント内のプライベートIPアドレスを1対1で紐付けするのに対し、IPマスカレード(NAPT)では、IPアドレスにポート番号を付け加えることで1つのグローバルIPアドレスとプライベートセグメント内のプライベートIPアドレスを1対多で紐付けできるようにしている。
利用できるグローバルIPアドレス数以上の機器(PCなど)からインターネットにアクセスできるという利点がある一方で、IPマスカレード(NAPT)ではインターネット側からプライベートセグメント内の機器にアクセスできないという欠点があります。そのためIPマスカレード(NAPT)を処理するルーターには特定のポート番号による通信をプライベートセグメント内の特定の機器(PCなど)に紐付け、インターネットからのアクセスを可能にする機能が搭載されていることがあります。

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