RFC
RFCとは、インターネット技術の標準化などを行うIETFが管理、発行しているインターネットの仕様などについての文書コメント群であり、TCP/IPなどのプロトコル(ポートなど)の標準化された仕様などが記されたもので、インターネット上で公開されていて、いつでも誰でも見ることができるようになっている。
IP(Internet Protocol)は「RFC791」、TCPは「RFC793」、Domain Namesは「RFC1035」、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)は「RFC2616」、CSV(Comma-Separated Values)は「RFC4180」、レスポンスヘッダ(Content-Disposition Header Field)は「RFC6266」、MIMEの種類は「RFC1844」、プロトコルポートの種類は「RFC1700」など、これらは現在のインターネット技術の国際標準となっている文書であり、一度発行されたものは変更されず、内容を改訂すると新しいRFC番号が割り当てられたりする。
プロトコルや定義などが無いと当然みんな思い思いに実装し、統制が取れなくなるのでこれらの文書は少し気にしたいところですね。それと、HTTPのヘッダーの「Content-Type: text/html」をいろいろと変えてみるとブラウザがどう動くかとかRFCを読みながらやってみると面白いと思いますよ。